市場の概要

役割

 卸売市場は、地域流通の拠点として、広く市民に生鮮食品等を安定的・効率的に供給するという使命を担っております。また、各地から大量に集めた生鮮食品等を適正な価格で、できるだけ早く円滑に消費者の手元に届けるという、私たちの日常に欠くことのできない大切な役割をもっております。

 水戸市公設地方卸売市場(以下「本市場」という。)は1972(昭和47)年の開場以来、本市はもとより周辺地域にわたる生鮮食料品等の経済・流通拠点として、産地と消費者等をつなぐ重要な役割を担っており、地方卸売市場として取扱高日本一の実績を維持しています。

概要

開 設 者 水戸市
名   称 水戸市公設地方卸売市場
所 在 地 水戸市青柳町4566番地
施設規模 敷地面積 160552 m2
建物面積 58521 m2
業務開始 青果部・水産部(昭和47年3月)
花き(昭和60年3月)
水産・青果仲卸(平成元年5月)
関連店鋪(平成2年7月)
花き仲卸(平成7年2月)

機構

開設者(水戸市)

水戸市が開設者であって、施設の維持管理、市場業務の指導監督を行っています。

水戸市公設地方卸売市場

  • 卸売業者

    生産者(出荷者)から物品の販売の委託を受け、または買い付けで物品を集荷し、これを仲卸業者、買受人に販売する業者をいいま す。

  • 仲卸業者

    卸売業者が集荷した物品のせり売り等に参加し、買受けた物品を分荷し、買受人、買出人に販売する業者をいいます。

  • 関連事業者

    市場の機能の充実に役立つ業務あるいは、市場の利用者に利便を提供する業務を営む業者をいいます。

  • 買受人

    仲卸業者と同様にせり売りに参加し、卸売業者から直接卸売を受ける小売業者をいいます。

市場流通の仕組

市場流通の仕組み

沿革

昭和34年 大水戸市建設計画に卸売市場の公設化を策定
昭和36年 市議会に卸売業者より中央卸売市場の開設方に関する請願がされ翌年の37年に採択
昭和44年1月 市議会に流通機構合理化特別委員会を設置し、公設地方卸売市場の設置を決定
昭和45年10月 水戸市公設地方卸売市場開設準備事務局を設置
昭和45年12月 市場施設着工
昭和46年8月 水戸市公設地方卸売市場開設協議会を設置
昭和46年10月 水戸市公設地方卸売市場条例制定
昭和46年11月 市場施設竣工
昭和47年3月 青果部、水産物部、業務開始
昭和57年4月 市場拡張再整備計画を決定
昭和60年3月 花き棟竣工により、花き部業務開始
青果保冷庫竣工
昭和61年10月 青果棟、中央棟竣工
昭和63年3月 水産棟改築竣工
平成元年3月 水産、青果仲卸棟竣工
旧市場条例を廃止し、新たに水戸市公設地方卸売市場条例制定
平成元年5月 水産、青果仲卸、業務開始
平成2年3月 関連店舗竣工
平成2年7月 関連店舗、業務開始
平成3年3月 青果部保冷売場、青果部配送センター、水産物部低温売場、活魚水槽竣工
平成7年2月 花き仲卸、業務開始
平成10年3月 第3次施設整備計画を策定
平成13年9月 水産低温買荷保管積込所竣工
平成15年3月 青果保冷庫竣工
平成17年3月 花き買荷保管積込所・倉庫・仲卸棟竣工
平成18年3月 青果買荷保管積込所竣工